井出裕二が中国行きを熱望した背景には、「自らが生み出した製品を、自らの手で売る」という強い思いがあった。この実現にあたっては、現地に赴くことが不可欠な要素だった。 日本では、エンジニアとして長年、銀行向け業務システムの導入や自社製品の開発に携わってきた。地域金融機関向けソリューション「BANK・R」はその一つだ。井出は、同製品の海外展開プロジェクトにも立ち上げから参画。ローカライズにあたってはア...
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