ネオアクシス ビジネスソリューション事業部 営業部 小崎陽心 意識改革を率先してビジネスモデルを変革する
ITホールディングス(ITHD)グループの一社、ネオアクシスの小崎陽心は、スマートビジネスのエバンジェリスト的存在である。自らスマートデバイスのiPadを業務に活用し、顧客企業のもとへ営業に赴く。これまで紙ベースで持ち歩いていた資料をすべてデジタル化してiPadに詰め込み、客先で「今、資料が手元にないので、後日持参します」というような手際の悪さをなくした。小崎は「小さなことかもしれないが、顧客の...
View ArticleZENTA 代表取締役 谷口敬太 大学入学時の劣等感をバネに起業
谷口敬太は、慶應義塾大学4年生の時に東京都が主催するビジネスプランコンテスト「学生起業家選手権」で最優秀賞を獲得した。賞金300万円をもとに、ZENTAを設立。創業時のビジネスは成功しなかったものの、4年ほど前に目をつけてスタートしたMEO(MapEngineOptimization)関連サービスが受け入れられ、トータルマーケティング支援事業を軌道に乗せた。 一見、輝かしいキャリアだが、その裏...
View Article上海優事商務諮詢 総経理 徐超淀 GISを用いた商圏分析でチャンスを掴む
経済の成長が続く中国には、多くのビジネスチャンスがある。徐超淀は今、大きなチャンスを掴もうとしている一人だ。地理情報システム(GIS)会社で勤務しているとき、「GISを使ってもっと大きなビジネスがしたい」と、起業を決意した。「両親からは『IBMとか大きな会社に就職したら?』といわれたが、どうせ仕事をするなら自分の会社でやりたい」と、有志とともに上海優事商務諮詢を2009年に立ち上げた。 GIS...
View Articleソニックス 代表取締役社長 吉澤武則 世界を見据えた製品で顧客の悩みを解決する
IT業界に足を踏み入れたのは2000年。「伸びそうな業界と思ったから」だという。世間では、「ITバブル」といわれていた時期だ。SIを手がけるベンチャー企業に入社。実際に業務に携わってみると、いくら伸びそうな業界といっても、向こうから案件が転がり込んでくるほど甘くはない。そのことがモチベーションの向上につながった。入社1年で営業責任者を任され、経営戦略の策定や米シリコンバレーを中心とする海外事業に...
View Articleニッセイコム 第一システム技術本部 コンサルタント 高山直子 CAで培った洞察力をコンサルに生かす
コンサルタントの最強の武器は洞察力だ。インタビューを通じて信頼関係を築き、相手が抱えている課題を細かく聞き出す。そして、納得を得られるソリューションを提案──。日立グループSIerのニッセイコムでコンサルティングに携わっている高山直子は、前職が航空会社のキャビンアテンダント(CA、客室乗務員)という異色の経歴をもっている。 大学を卒業して、大手航空会社の国際線でCAの業務に就いた。「現場の仕事だ...
View Articleトークノート 代表取締役 小池温男 今の仕事にワクワクしている
渋谷の雑居ビルの一室。企業内ソーシャルネットワークサービス(SNS)「Talknote」を開発・提供するITベンチャー、トークノートがオフィスを構えている。「Talknote」の提供を開始したのは昨年。クチコミで評判を呼び、すでに1000社以上のユーザー企業を獲得しているヒット製品だ。 「業務システムのデザインにはつまらないモノが多い。ユーザーはパッケージソフトを導入して、償却期間の5年間、そ...
View Articleぷらっとホーム 営業本部営業部 部長 竹内敬呂 小型サーバーをメジャー商品に
趣味は何かをたずねたら、竹内敬呂は「ビジネスのフローをどうすればいいのか考えること」と答えた。高校時代から経営の仕組みに興味をもち、ビジネスを成長させるモデルについて考察することを趣味としているのだ。 竹内は大学時代、新聞配達とアパレル販売のアルバイトをしていた。大学を中退して入った就職先は、毎日のように深夜まで働くのがあたりまえの大手通信サービス会社。仕事の厳しさに耐えながら、経営について学び...
View Articleジェイネットワークイニシアティブ(JNI) ネットワーク事業本部 ネットワークシステム部 SEマネージャー 熊谷紀之 「サイドバック」として若手SEの成長を支援
熊谷紀之の趣味は、サッカーだ。フィールドでは、中央にいる選手を後ろから支援し、ゴールに直結するパスを生み出す「サイドバック」のポジションでプレーすることが多い。熊谷は、今年1月に営業を開始したばかりのジェイネットワークイニシアティブ(JNI)で、システム構築の豊富な経験を生かし、若手システムエンジニア(SE)の育成に携わる。マネージャーとしてチームの相談役を務め、システム構築現場の最前線にいる若...
View Article使えるねっと 代表取締役社長CEO ジェイソン・フリッシュ 電気のようにITを使う環境へ
長野県長野市南県町に、世界を視野に入れるホスティング事業者がいる。全国に拠点をもつベンダー10社を販社として確保し、ユーザー企業2万社を抱える「使えるねっと」だ。 社長CEOのジェイソン・フリッシュは、15歳のときに交換留学生として来日。1年間生活して、日本の文化に触れるうちに「ここで働きたい」との思いが募ったという。何のつてもなかったが、大学卒業後に来日して就職活動。金融機関向けのソフトを開発...
View Articleガートナー ジャパン エンタープライズ・アプリケーション リサーチ ディレクター 本好宏次 たゆまぬ努力がかたちづくるもの
物腰が柔らかく、理路整然と話す。企業向けアプリケーション分野の最新動向を知るうえで頼りになる人物が、ガートナージャパンでリサーチディレクターを務める本好宏次だ。 大学卒業後、アクセンチュアに入社。ユーザーへのインタビューを通じて立てた仮説をもとに、限られた時間で合理的な答えを導き出す訓練を積んだ。この経験が、リサーチャーである現在も役に立っている。 アクセンチュアでは、企業が抱える課題にメスを入...
View ArticleKVH 執行役員 システム&テクノロジー本部 サービス・ストラテジー&デザイン部 濱田義之 差異化のアイデア 源泉は「向学心」
濱田義之は通信/クラウドサービスのKVHで、サービス戦略を担当している。KVHの設立は、通信分野の規制緩和が進む1999年。濱田は第一期生として入社した。有名企業を辞めて、当時まだ名もないKVHに転職したのは、「自分で何か新しいことを手がけたかったから」。入社後は伝送技術を駆使した通信サービスに取り組んだ。 もともと国内外を結ぶ通信サービスをビジネスの主軸としてきたKVH。それだけに、手がける...
View Articleラック 営業本部金融第五営業部 金高慎之介 「パリコレ」の舞台に立った異色のIT営業マン
金高慎之介は、長年の経験が必要な金融機関担当のIT営業マンとは思えないほど一風変わった経歴をもつ人物だ。IT業界で働き始めたのは3年半前で、それまでさまざまな業界を渡り歩いてきた。 社会人のスタートは、ファッションモデル。モデルになったのは大学生時代だ。卒業後はロンドンに渡り、その後パリへ。「ロンドンコレクション」と「パリコレクション」のステージで歩いたこともある。世界で活躍していたにもかかわ...
View Articleクララオンライン 代表取締役社長 家本賢太郎 目指すは「アジアのゲートウェイ」
家本賢太郎は14歳の時、脳腫瘍を患った。その後、車椅子の生活を余儀なくされた。野球選手への夢は閉ざされ、医者からの宣告は「生涯車椅子」。これから先の人生をどうするか。家本は、株式市場や経済に興味をもっていた。パソコンやインターネットにも関心があり、IT業界での起業を決意。クララオンラインを設立した。 設立したのは15歳の時。さまざまな困難に遭遇した。事業の成長路線を敷けずに、多くの社員を解雇す...
View Articleco-meeting 代表取締役CEO 木村篤彦 世界で通用する国産ウェブサービス
「ウェブサービスの多くは米国発。でも、日本が技術的に劣っているとは思わない」。2010年5月、起業を決めた時、木村篤彦は世界で通用する国産ウェブサービスの開発を目指していた。 co-meeting。代表取締役CEOである木村を筆頭に、4人のメンバーで構成するITベンチャーだ。ソーシャルコミュニケーションダッシュボード「Crowy」やテキストベースのウェブ会議サービス「co-meeting」を提...
View Articleデータサルベージコーポレーション 代表取締役 阿部勇人 データ復旧への情熱 被災地でより確かに
大学在学中にパソコンのサービス・サポート会社を起業した阿部勇人は、ある日、客先でハードディスクドライブ(HDD)を壊してしまった。正確にいえば、阿部が電源を入れたときに不運にもHDDから煙が出て動かなくなったもので、大手データ復旧会社に見積もりを依頼したところ、200万~300万円かかるといわれた。起業して間もない阿部がまとまったお金をもっているわけもなく、自力での復旧を試みたのがきっかけでデー...
View Articleアットウェア 取締役 重田篤史 大手SIerでのキャリアを捨てて求めた自由と挑戦
ミドルウェアの「Hadoop」や、ノンSQLデータベース「COUCHBASE」など、先進的なソフトを積極的に使い、Agile開発といった新たな開発手法も取り入れる。そんなソフト開発ベンチャーが、アットウェアだ。従業員は30人ほど、創業して10年にも満たないが、新しいテクノロジーを生かす力がユーザー企業に認められ、全売上高の95%をユーザー企業との直接取引で獲得している。1000万人以上の会員がい...
View ArticleYellowfin CEO グレン・ラビー パートナーとともに世界で認められる
オーストラリアで起業したグレン・ラビーは、ビジネス・インテリジェンス(BI)ソフト「Yellowfin(イエローフィン)」を世界で認められるソフトに育て上げた。iPhone/iPad、Android機などスマートデバイスへの対応を積極的に推進。これまで経営者やデータアナリストといった一部の専門家のためのものだったBIを、スマートデバイスを利用する現場のビジネスパーソンが日常業務で使えるようにつく...
View Articleラリタン・ジャパン セールス本部 パワービジネス ディベロップメント マネージャー 渡部秀博 「電源」がライフワークのリスク管理専門家
渡部秀博が「電源」に興味をもったのは、小学生の頃だった。電波をエネルギーにすることで電源が不要となるゲルマニウムラジオのキットを組み立てたのがきっかけだ。「電池を使わなくても、ラジオが聴けることに感動した」と振り返る。その後、渡部は米国の大学でリスク管理を学び、UPS(無停電電源装置)メーカーのAPCジャパンなどで、電源に関連するビジネス開発の経験を積む。そして昨年2月、KVMスイッチや、電源管...
View Articleシスプロ 国際事業部ソリューション推進課セクションマネジャー 丸山隆 市政府の肩書きをもつ異色の中国事業担当者
シスプロは、IT人材の派遣やBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスなどを手がけるITベンダーで、設立は1999年。大阪で誕生し、事業エリアを拡大して西日本地域をカバーした後、05年に関東へ進出した。人材派遣サービスの登録スタッフは、今年3月末時点で26万2500人に達している。ほぼ全国をカバーしたシスプロが、次に目をつけたのは海外だ。今は中国にターゲットを絞って、上海と武漢に子会...
View Articleベンチマークジャパン カントリーマネージャー 林 良亮 中小企業にメールマーケティングを広める
2012年、クラウド型のメールマーケティングサービスを提供する米国のITベンダー、BenchmarkInternetGroupが日本に上陸した。数多くの競合がひしめく市場の開拓を任されているのが、ベンチマークジャパンのカントリーマネージャーである林良亮だ。 「さまざまなバックグラウンドをもつ人と話すのが好き」という林。学生時代、米国の大学に1年間留学し、異文化に触れた。大学卒業後は、レンタルビ...
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