グローバルで統一した人材採用制度を設けているワークスアプリケーションズ。現地法人をもつ中国では、北京大学や清華大学などの一流大学から優秀な人材を採用している。秦嘉婕もそのうちの一人だ。入社わずか1年でERP製品「COMPANY」の受注を果たし、その後も続々と新規顧客を開拓。中国ビジネスの将来を担う若手営業パーソンとして、頭角をあらわしつつある。 「“営業パーソンは頭で考えるよりも、ま...
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ワークスアプリケーションズ中国 市場営業本部 秦嘉婕 顧客を深く知ることが案件獲得の近道
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AvePoint Japan 代表取締役兼CTO 塩光 献 日本のワークスタイルを変える
起業家の父は、木材関連のビジネスを手がけて海外を飛び回っていた。世界を知る父ゆえか、教室という枠のなかで個性を奪うような日本の教育に疑問を感じていた。そこで、息子の教育に関して「ホームスクーリング」を選択する。「父の方針は、『自由に生きていい。ただ、自分の行動は自分で責任をとれ』というものだった」と塩光は振り返る。日本にいながら、米国の通信教育を受けて卒業資格を得る。米国帰りの叔父から英会話を習...
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日本IBM クラウド事業統括 シニアクラウドアドバイザー エクマン・ラスムス スピードの違う歯車を壊さずつなぐ
一口に欧米といっても、その文化や生活・社会環境は千差万別。スウェーデンから日本に留学し、新卒の学生として日本で就職したエクマン・ラスムスは、「同じ欧州でも、ラテン系の国と比べたら、北欧諸国は勤勉で秩序を重んじる日本の方が文化的に近い」と思っている。 言語学には少年の頃から高い関心があった。言語こそ、人と人、文化と文化をつなぐインターフェースだと思っていたからだ。NHKのドキュメンタリー番組をみた...
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ヤマトシステム開発 セットアップ・ロジソリューションカンパニー セットアップ・ロジソリューショングループ アシスタントマネージャー 栗山隆行 チームの支えが力になる
周囲からは、協調性にすぐれていると評される。「上司や部下に恵まれている。自分は助けてもらうことが多い」と栗山隆行自身は謙虚に語るが、「まわりのメンバーが彼に率先して協力する。信頼関係という点で、これほど強い人間は社内にいない」と、仲間からの信頼はとにかく厚い。 “クロネコヤマト”で有名なヤマトグループのSIerであるヤマトシステム開発。セットアップ・ロジソリューションカン...
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ソフォス チャネル営業部 部長 鈴木敏通 妄想を形にする仕事
新規販売代理店を年間で数百社獲得するという目標を易々と達成したソフォスの鈴木敏通。敏腕営業マンそのものにみえるが、本人曰く「昔は営業なんて、絶対やるもんじゃない仕事だと思っていた」。 少年時代は筋金入りのゲームオタク。とくにロールプレーングゲームを好み、キャラクターがレベル99に成長するまでやり込まないと気がすまなかった。のめり込むあまり、プレーするだけでは飽きたらず、自分でゲームのキャラクター...
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プレスク 雇用環境整備事業担当 森 綾乃 出産の不安はきっと軽くなる
出産は二度目となる。一度経験しているとはいえ、出産には何かと不安がつきまとうもの。だが、森綾乃の不安はきっと軽い。産休明けの森を歓迎する職場が待っているからだ。 一人目を出産し、産休が明けて職場に復帰した森は、社内のワークライフバランス推進役を任された。出産を経験し、育児に追われる森には問題意識があったため、願ってもないチャンスだった。目指したのは、ワークライフバランスを改善し、仕事と子育てが両...
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上海富佳信息技術 総経理 澤戸明浩 経営者だからこそできること
2015年5月、澤戸明浩は新卒から勤めてきた日本のソフトウェアベンダーを退職し、独立を果たした。新たに立ち上げた上海富佳信息技術(FUSION)では、グループウェアなど、オープンソース(OSS)の業務ソフトを活用した中国の日系中小企業向け支援サービスを展開している。まだ授業員数は10人に満たない小さな会社だが、「16年はすでに20数社の見込み案件を抱えている」と、事業は軌道に乗りつつある。 今で...
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ニスコム マーケティング部 鈴木英里奈 自由に楽しく働く
設立からおよそ40年にわたってアウトソーシングビジネスを主力に据えてきたニスコムが今、大きく変わろうとしている。これまでのビジネスモデルは継続しつつ、新しい製品・サービスを使ってニスコムならではの「ソリューション」を創造していく方針を固めた。その新規ビジネスのマーケティングに携わるのが鈴木英里奈だ。 同社にとって、マーケティング部は新設の組織。「ノウハウがないということで、今は何もないところから...
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サイボウズ 執行役員 営業本部長 栗山圭太 圧倒的勝利を目指す
「人生最高のモテ期でした」。小学1年生から高校3年生までは、サッカー漬けの日々だった。高校はサッカーの名門校。大阪代表に選ばれ、Jリーグのセレクションにも合格するなど、フォワードの選手としてトップクラスの実力を誇った。モテないわけがない。 ところが、プロサッカー選手の道は歩まなかった。「合格者を集めた講習会で聞いたのが、平均引退年齢が約21歳ということ。Jリーグは組織がしっかりしていて、引退後の...
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シルシ 代表取締役 長尾まこと 「見た目」と「操作性」が企業を支える
今でこそあたりまえに使用しているスマートフォンだが、初めて目にしたとき、その見た目から「これは本当に電話なのか」と驚いた人も多いのではないだろうか。長尾まこともその一人。日本でスマートフォンが普及する火付け役となった「iPhone3G」が、国内市場に投入されたときに受けた衝撃がきっかけの一つとなって、シルシの設立に至る。 「爆裂的なインパクトを受けた」と、当時の驚きを振り返る。従来の携帯電話の常...
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NTTソフトウェア ITコンサルタント/EAストラテジスト 安田 航 都市の地図の先にITをみる
「どうしてこの場所に都市ができたのか──」。自転車旅行が趣味の安田航は、鹿児島港で桜島を見ながら考えていた。活発に活動を続ける火山のすぐ近くに、人口100万人規模の都市圏が形成されるのは世界的にも珍しい。日常的に降灰に悩まされる場所に、なぜ昔から人が集まっているのか。 目の前では、桜島行きのフェリーが休みなく出ていた。ターミナルには「24時間運航」の文字。深夜でも対岸に渡れることに驚いたが、あら...
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エクストリームデザイン 技術秘書 近藤祥子 なんでも、サクッと解決してみせる
東京・六本木の雑居ビルにある「HackersBar」。ここに集うハッカーが、お酒のグラス片手に来店者の「お悩み相談」に応じる。あっという間に、その場でプログラムしてアプリなどを開発してみせる。しかも、無料でだ。課題を抱える会社の人らとハッカーがマッチングできるこの場に、近藤祥子は「ハッカー」の一人として週1回通う。 「サクッと解決することに楽しさを感じる」。パソコンのキーボードにあるアルファベッ...
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日本情報通信(NI+C) クラウド・テクニカルセールス部 狩野夏希 “クラウド・ネイティブ世代”の強さを磨く
狩野夏希が入社したSIerの日本情報通信(NI+C)では、長々と新人研修をする制度を数年前に廃止している。最低限のビジネスマナーを身につけた後は、その時々、最も旬な技術を実地で学ぶ。狩野はIBMのクラウドベースのミドルウェア群「Bluemix(ブルーミックス)」を使って、「いきなりアプリケーションをつくる」ところからスタートした。 しかし、社内の先輩をみるとアプリの開発は、要件定義から設計、開発...
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アイ・シー・アール(アイティフォーグループ) 関東業務センターセンター長 佐藤智之 他の誰でもない「あなた」であり続けたい
佐藤智之は、アイティフォーの自治体向けBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)戦略子会社のアイ・シー・アールで、営業の最前衛を務めている。佐藤が担当する川崎市では、国民健康保険料などの収納業務をアイ・シー・アールとして請け負い始めてからの約5年間で、収納率が8ポイント近くも向上。政令市の「収納率ランキングで13位だった川崎市は、直近で4位にランクアップしている」と胸を張る。 コンタクトセンター...
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チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロージーズ SMBチャネルマネージャー 山下 洋 ルールをこわす革命家
山下洋は、「ルールをこわす革命家」と自己分析する。セキュリティ・ゲートウェイを提供するチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのユーザーは、大企業が中心。一つの案件規模が大きく、ユーザー企業に対し、じっくりと時間をかけて提案して案件を獲得していく。 一方、山下は入社当時からSMB(中堅・中小企業)をユーザー対象に据えた営業に携わっている。「キャリアアップのため、英語で業務を遂行したい」と...
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TIS 戦略技術センター AI技術推進室主査 白石康司 「技術が好きな人」がとことん好きだ
SIerの技術者である白石康司は、客先に常駐して古いCOBOL言語のプログラムを、今風のJavaに書き換えたりする仕事に従事していた。ある日、先輩が会社の技術交流会があるからと連れて行かされた先でみたものは、技術が好きな人たちの楽しげな様子だった。 煩雑な社内の間接業務を自動化するソフトウェアや、プロジェクターを使って寝転びながらプログラムを書ける機構の開発といった若手技術者の取り組みをみて、白...
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Leonis&Co. 共同代表 伊藤圭史 新しいもので人を驚かす
人が考えつかないような「新しいもの」が好きで、「あっと驚くようなものをつくる」ことを使命としている。昔からその性質は強く、中学時代の文化祭で、「本物の釣りの醍醐味を味わう」をテーマに、本当に魚をクラス内で放流し釣りをするという奇想天外な企画を立てて実行した。「先生からは直前まで反対されていたが、結果は大好評だった」と当時を振り返る。立ち上げたLeonis&Co.についても、「&ldquo...
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KUFU 代表取締役 宮田昇始 身重の妻がビジネスアイデアをくれた
2013年に一念発起して起業した宮田昇始は、その2年後、すでに二つのウェブサービスを立ち上げ、失敗していた。自己資本と受託開発で凌ぐのも限界がある。そんなとき、家では大きなお腹を抱えて、産休手続きの書類の準備に追われる妻の姿があった。「なんか、すごくめんどくさそう……」。このシーンが、その後急成長を遂げることになる社会保険・雇用保険手続き自動化クラウドアプリケーション「SmartHR」へと続くス...
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SRA 産業第1事業部 開発部 シニアマネージャ 山田亮介 追いかける存在から追いかけられる存在へ
SRAでGUI開発フレームワーク「Qt」の開発リーダーを務める山田亮介。個性的でこだわりの強い特色あるメンバーが集まるチームを率いている。 中学はバスケット、高校・大学は陸上と、学生時代はスポーツに打ち込んだ。一方で、子どもの頃はゲーム好きで、プレイヤーとして遊んでいたが、高校生のときに独学でゲームを創作、「自分で書いたものが動く達成感」を知る。大学では本格的にプログラミングを学んだ。 卒業後は...
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シーエーシー(CAC) ソリューションカンパニー ソリューションビジネス部 技術企画 斎藤敬太 泣いて、笑って、チームの結束を固めていきたい
ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ、1970年代のスーパーカーをこよなく愛している。幼い頃は、プラモデルをひとりで黙々と組み立て、人々をアッといわせた往年の名車に思いを馳せた。大学を卒業する頃には、現代社会を大きく変えたITに興味をもち、「自分もITで人々をアッといわせるような仕事がしたい」と、情報サービス業界に足を踏み入れる。 クルマ好きといっても、実はマイカーはおろか、免許すらもってい...
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