システムエグゼ 生産ソリューション本部 EXEX生産管理推進室 副長 グエン・ティー・チャーミー ベトナムの“食文化”を日本へ、日本の“職文化”をベトナムへ
「ベトナムではドクダミは野菜。お店で野菜として売っている」と、グエン・ティー・チャーミー。生春巻きなどで使うソースをかけて、生野菜として食べるとのこと。日本では聞かない食べ方だから、軽い衝撃を受けた。週末は友人とのホームパーティが定番で、チャーミーの担当はベトナム料理。ときにはドクダミを使う。日本人の友人にも、ドクダミを使った料理が浸透しつつあるという。 チャーミーが日本で働こうと思い立ったのは...
View Articleエバーノート ビジネスアカウントマネジャー 積田英明 父と交わした誓約書が心を強くした
積田英明は18歳のときに、父親と誓約書を交わした。現金100万円を受け取るかわりに、以後、一切の援助を受けないという内容だ。兄弟も全員、この「通過儀礼」を受けた。書面はいまでも「Evernote」上に保存してある。 多感だった14歳の頃、父に促されて単身米国を旅したことをきっかけとして、世界で活躍できる人間になりたいという思いが芽生えた。中学卒業後、1年間、東京のアメリカンスクールに通い、16歳...
View ArticleGMOインターネット オープンコンピューティングチーム アシスタントマネージャー 朴玄泰 世界に出て勝負をしたい
世界に出て勝負をしたい。朴玄泰は、高校を卒業すると同時に故郷の韓国・釜山を離れ、首都ソウルの大学に進学して情報・マルチメディアを専攻した。兵役も含めて6年余りをかけてたどり着いた答えは「ITの分野で世界で通用する仕事をしたい」である。そんな朴の目に、世界に向けて仕事ができる会社として映ったのが日本のGMOインターネットだった。入社した後は、ゲーム業界向けクラウド基盤サービスの開発に没頭してきた。...
View ArticleIIJグローバルソリューションズ エンタープライズ事業本部 第二営業部 坂田佑馬 「僕を中国に行かせてください」
IT市場が巨大化しつつある中国については、現地に行かなければ語れない──。インターネットイニシアティブ(IIJ)グループで海外事業を手がけるIIJグローバルソリューションズ(IIJGS)のスゴ腕若手営業マン、坂田佑馬は、上海に進出している製造業の企業に、クラウドなどを活用するインフラ構築を提案している。商談を詰めるために、月数回、上海に足を運んで客先の現地法人を訪問するが、出張ベースだと、どうし...
View ArticleSAS Institute Japan ソリューションコンサルティング第二本部 Customer Intelligenceグループ CIチーム...
「趣味は海外旅行」という日本人は、何万人いるだろうか。長谷佑馬も、その一人だ。ありがちな趣味だから、どうせ世界遺産を巡って自分探しの旅でもしているのではと思いきや、目的はこちらの予想を裏切るものだった。簡単にいうと、“武者修行”である。スリムな体型だからそんなことは想定していなかったが、よく見ると確かに腕が太い。 長谷は、海外旅行先で格闘技系の道場(ジム)を探しあてて、ス...
View Article応研 大臣エンタープライズプロジェクト 藤井美寿穂 女性営業のモデルケースになる
応研は昨年、社運を賭けて、中堅・大企業向けERP「大臣エンタープライズ」を世に出した。藤井美寿穂は、社内の精鋭4人から成るその専任チームに、入社わずか3年目で抜擢された。 前向きな姿勢に裏打ちされたコミュニケーション能力の高さが、藤井の最大の武器。入社後、首都圏で同社の主力製品である業務ソフト「大臣NXシリーズ」の拡販を2年半担当し、販売パートナーに同行しながら、プリセールスの役割を果たしてきた...
View Articleデータホテル OSS基盤推進プロジェクトグループ 門河善也 必ず一つ以上、世界で突出した強みをもつ
門河善也は大学を出てから約6年間、組み込みソフトの開発に従事してきた。前半3年は、電子機器メーカーなどからの引き合いが強く、意欲的に仕事に取り組むことができた。しかし、後半3年はiPhoneなど海外メーカーのスマートデバイスが躍進したことによって、日本の組み込みソフト需要はしぼんでしまった。「ある日、突然、顧客や市場から必要とされなくなる怖さを思い知った」という。 データセンター(DC)事業者の...
View Articleプライム・ストラテジー 最高執行責任者 インドネシア法人 アドバイザー 藤本陽介 元ユニクロ店長の実力主義者、上場に導く
仕事が趣味で、1日24時間、不眠不休で仕事に没頭することがある。藤本陽介は、20代前半に、実力主義を貫く行動が評価され、ユニクロの若手店長に抜てきされた。数年にわたって計8店舗でスタッフを率いて、ていねいな顧客対応をすることで、販売を伸ばした。その後、企画に携わり、ヒット商品を生み出した。29歳の年収は「1000万円近かった」。あと一歩で絵に描いたような成功者になるというとき、藤本は思い切って会...
View Articleネットフォレスト 執行役員 事業統括部長 池邊和孝 やっぱり芝生は青かった!
「こんな会社、辞めてやる!」と心が叫ぶ。ネットフォレストで社会人生活をスタートした池邊和孝は、たった10か月で会社を辞めてしまう。ウェブデザイナーの職務に就いたが、希望は営業職だった。仕事は忙しく、徹夜作業はあたりまえ。隣の芝生が青く見えた。 転職先では念願の営業職に就いたが、芝生は青くなかった。居心地の悪さを感じていた池邊青年に、ネットフォレストの社長から連絡があった。「飲みにいかないか」。辞...
View Article吉積情報 代表取締役 吉積礼敏 クラウド時代の天下を取る
グーグルの法人向けビジネス商材に関しては、日本一精通していると自負する。吉積礼敏は、「GoogleApps」の導入スペシャリスト資格や、グーグルのプラットフォーム商材である「GoogleCloudPlatform」の認定技術者資格5種を日本で初めて取得した正真正銘の第一人者だ。とくに、グーグルが今春いよいよ日本でも本格展開を始めたGoogleCloudPlatformは、パブリッククラウド市場の...
View Articleサイダス 営業本部 清水麻美 自分の会社は人生最大の「クライアント」
ビジュアルデザイナーの清水麻美は、ソフト開発会社のサイダスに「主力商品のタレントマネジメントソフトをバージョンアップするので手伝ってほしい」と声をかけられた。「デザイナーとしての10年近い下積みを生かせるなら」と、同社開発センターのある沖縄に飛ぶ。編集プロダクションやデザイン事務所の経験はあるが、ソフト会社は初めて。上司からは「とにかく使い勝手をよくしてくれ」とのオーダーで、「ソフト開発の素人の...
View Article上海林博之計算機科技 董事長兼総経理 林博之 対話力で顧客の心をわしづかみ
営業組織をもたず、クチコミ中心で、これまで日系企業を中心に1000社を超える顧客を中国で獲得してきたITベンダーがある。林博之が率いる上海林博之計算機科技だ。 「先駆けて中国現地ビジネスの経験を積んだことが、他社との最大の違い」と林。初めて中国を訪れたのは2000年。急速に発展していく活況ぶりに衝撃を受け、進出を決意した。当時、現地向けビジネスを手がける日系ITベンダーはほとんどなかった。進出当...
View Articleアシアル 取締役 マーケティング・事業開発担当 「東京餃子通信」編集長 塚田亮一 餃子ネタで商談を決める
モバイル端末用のアプリケーション開発ができるプラットフォーム「Monaca」をシステムインテグレータ(SIer)に売り込み、新規事業を本格的に立ち上げることが塚田亮一のミッションだ。塚田は、2年ほど前、当時はエンジニアとデザイナーしかいなかったアシアルに入社した。ベンチャー企業の上場支援に携わった前職で磨いた腕を振るい、“技術屋”のアシアルに、製品の販売をビジネスとして展...
View Articleオフィスコトウ 代表取締役 コトウ ユウキ どん底から這い上がったからこその恩返し
もの心ついた頃から、キーボードが生活の一部だった。10歳になると、プログラミングを覚えた。大学受験が終わった春休みには、インターネットにハマる。ホームページをつくって、自作の詩や小説を公開した。それだけではない。荒らされにくい掲示板やCMSの先駆けとなる仕組みなども作成した。まだ、ダイヤルアップ接続だったが、インターネットには「大きな可能性を感じた」という。 ホームページが評判になり、制作の依頼...
View Articleインフォアジャパン パートナー営業本部 チャネルアカウントマネージャー 蠣崎宏美 未知への好奇心がドアをこじ開ける
産業革命後の19世紀英国では、急速に進む近代化に対する一種のアンチテーゼとして、自然風景や神話・伝説などを題材に、鮮やかな色彩で細密、写実的な描写をするムーブメントが美術界に起こった。その中心にいた、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティや、その弟子であるエドワード・バーン=ジョーンズらの絵画を愛してやまない。「マイナーなので、インタビュー記事に書いてもらっても誰もわからないかも」と、苦笑いしながら教...
View ArticleNECソリューションイノベータ 技術統括部 アジャイル開発支援センター リーダー 西潟憲策 あわび(養殖)×アジャイル
全国初となるクラウド方式の養殖管理システム。西潟憲策は、そのシステム開発に携わっている。東京海洋大学との協業で進めているプロジェクトは、前例がなく、要件を固めにくいことから、アジャイル開発方式を研究している西潟に白羽の矢が立った。 以前は、自身の専門分野を生かして、生物工学や地球シミュレータなどの科学技術計算を手がけていた。ところが、近年はアジャイル開発にのめり込んでいた。アジャイル開発が「ソフ...
View Articleゼネット 情報管理部 リーダ 松永紘 Rubyの先生、モザンビークで活躍
松永紘は、実は海外へ渡航したことがない。英語はそこそこ話せるけれど、来年から教壇に立って話さなければならないポルトガル語は、これから勉強する。大丈夫、Rubyの知識もそういうふうにして身につけたのだから。 松永は来年の1月、青年海外協力隊のボランティアとして、モザンビークへ飛ぶ。アフリカ大陸の南東部に位置する旧ポルトガル植民地で、海の向こうにはマダガスカルがある。松永は現地で、教員を目指している...
View ArticleAOSテクノロジーズ AOSモバイルカンパニー i証明プラットフォーム事業部 コンサルタント 田村郷司 奇兵隊を編成して市場で暴れまくる
山口県の公立学校には、必ずといっていいほど吉田松陰の銅像が置かれている。「全国の学校がそうだと思っていた」と、山口県出身の田村郷司が言うほど、ご当地ではあたりまえの風景になっている。長州萩城下にあって、明治維新の立役者の多くを輩出した松下村塾は、吉田松陰が主宰した私塾として知られる。 田村が敬愛する高杉晋作も、松下村塾で学んだ。高杉晋作の精悍な顔つき、内に秘めた闘志。世が現代なら、仕事のできるビ...
View Articleインタラクティブ・インテリジェンス パートナー営業部部長 ポール・伊藤・リッチー スクラムハーフでカルペ・ディエム!
幼少期から高校生にかけて、父の転勤に伴って世界中を渡り歩いた。多様な文化に触れた経験は、順応性という得がたいスキルを与えてくれた。常にオープンマインドで、柔軟性をもった生き方をしたいと考える源泉にもなった。古代ローマの詩人ホラティウスの詩の一節「カルペ・ディエム(いまをつかめ)」が座右の銘だ。 前職の日本アバイアでの日々は、十分に充実していた。競合でもある現職への誘いには、なかなか首を縦に振るこ...
View Articleトップゲート ソリューション事業本部 システムソリューション事業部 Androidエキスパート 山下武志 今は、あらゆることに関心をもつことができる
山下武志はAndroidのエキスパートである。スマートフォンやウェアラブル端末向けのソフト開発を行うかたわら、直近では省電力型Bluetooth(BLE)を活用したビーコン(無線標識)システム基盤「BLEDriver」の製品化に取り組んできた。 ゲーム好きで、専門学校を卒業して携帯電話向けのゲームソフト開発会社に就職。寝食を忘れてゲーム開発に没頭した。「自分のつくったゲームがヒットすれば確かにう...
View Article