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ジーニー 代表取締役CEO 工藤智昭 東京五輪の公式スポンサーになる

 「売上高100億円がみえた」。  2008年9月に起きたリーマン・ショックが引き金となり、世界的な金融危機が勃発。そのあおりで、金融数学などを駆使する高度なシステムを支えていた優秀なエンジニアが、新天地を求めてシリコンバレーに流れ込んだ。そこで生み出されたオンライン広告のリアルタイム入札の仕組みが、「リアルタイムビッディング(RTB)」である。オンライン広告を研究していた工藤智昭は、シリコンバレ...

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テソロ 取締役兼企画部長 佐藤勝彦 原石を磨き続ける

 調理師学校を卒業した。しかし、手になじんだのは、包丁ではなく、携帯電話だった。急成長を続ける携帯電話市場。どんどん進化する携帯電話。若さをもて余していた佐藤勝彦が、転職を決意するのは自然な流れだった。  まずは携帯電話の販売員になった。携帯電話は飛ぶように売れたが、そこで落ち着くことはなかった。市場の勢いとともに、野心はどんどん膨らんでくる。自分ならもっとできるはずだ。有志とともにテソロを起業。...

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Pivotalジャパン カスタマーサクセス部 シニアデータサイエンティスト 小林哲郎 ビッグデータに「人」をつけ加える

 「彼は走った」「彼は速く走った」。どちらが読者に速さを感じさせるのか。文学を学んだ大学時代、小林哲郎は、ヘミングウェイの翻訳でこんな難題にぶつかった。知恵を絞って、というよりも、感性を発揮して、「あえて『速く』を入れないほうが、インパクトがある」という解答にたどり着いた。この経験をきっかけとして、その後、地理情報に関心をもって理系の世界に入ってからも「人」を理解しようとする感覚を大切にしてきた。...

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デル グローバルサポート&ディプロイメント 兼ソーシャルメディア&コミュニティチーム 安達真奈美 ファン多し、ツイッターの「中の人」

 「デルのパソコンの調子が悪い」──。Twitterでそんなことをつぶやけば、テクニカルサポートの公式アカウントから、「どうしました? どんな不具合ですか?」と即座にコンタクトがある。個人向け、法人向けを問わず、すべてのデル製品を対象にして、Twitterの「中の人」として一人で対応しているのが、安達真奈美だ。手が足りなくなるときはないのかとたずねると、「そこは気合いと根性。とにかくまず5分以内に...

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ブイキューブ 営業本部 第1営業グループ 吉山啓輔 入社2年目で守破離の「離」

 福島県の郡山市役所がブイキューブのウェブ会議を使っている。この案件をリードして、商談過程の途中に提案の切り口を大胆に変えることで受注に結びつけたのは、吉山啓輔だ。なんと、まだ入社2年目の新人営業担当者だ。吉山の好きな言葉は「守破離」。日頃の営業活動でそれを実現している。 2013年5月のIT展示会。1か月前に新卒でブイキューブに入った吉山は、ブース担当として名刺交換にいそしんだ。この機会に郡山市...

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上海鴻翼数字計算機網絡 総経理 龍 凌雲 他人にはコントロールされない

 「すぐれた製品をつくりたい。そのためには、勇気ある投資が不可欠だ」。龍凌雲は、ECMソリューション「edoc2」の研究開発に、毎年、会社の総コストの60%をつぎ込んでいる。edoc2は、文書管理のしやすさが高く評価されて、PFUやキヤノン、東芝、コニカミノルタといった大手ITメーカーと提携。各社のスキャナやOCR(光学式文字認識)製品から取り込んだデータを集中管理できる仕組みを構築している。 導...

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パソナテック 新規事業推進室 リーダー 羽渕彰博 ハッカソン芸人と呼ばれてま~す

 「ハッカソン芸人」。いつしか羽渕彰博は、そう呼ばれるようになっていた。ハッカソン(アプリ開発イベント)を盛り上げる名司会ぶりが、評判になったからだ。「学校でモテるには、自分の容姿だと、おもしろいヤツになるしかなかった(笑)」。若かりし頃の邪念が今になって生きた。 社会人になったのは、リーマン・ショックが起きた2008年。求職者のキャリア支援を担当していた羽渕は、厳しい現実を目の当たりにした。「与...

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エニドア CEO 山田尚貴 出来の悪い学友が起業家精神をくすぐった

 ウェブサイト翻訳に特化したコンテンツマネジメントツール「ConyacFront」に、山田尚貴はビジネス拡大の命運を賭けている。 ConyacFrontのコンセプトは、短納期・低価格で、品質を担保した多言語ウェブサイトを実現することだ。翻訳は、クラウドソーシングを活用して人力で行うが、それ以外の部分を徹底的に自動化した。翻訳対象のサイトから自動でテキストやデザイン情報などを抽出するほか、料金の見積...

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日立メディコ メディカルIT営業本部 病院情報システムグループ 主任 板垣 恵 勝てる手札がない? じゃあ、つくればいいじゃないか

 携帯電話の販売会社の営業をやってきて、仕事にはそれなりの自信をもっていた。だが、日立メディコに転職して電子カルテの担当になり、大きな挫折感を味わうことになった。商談の相手は病院の経営者や医者ばかりで、専門用語の一つもわからない。携帯電話のように広く社会に知られた商品ではないので、「専門知識をもっているかどうか、常に値踏みされた」。そして、知識がないとわかると、相手にもされない。 板垣恵がまず取り...

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エヌシーアイ カスタマーエンジニア本部 カスタマーエンジニア部 部長 冨塚 勝 クレームがくると、わくわくする

 「叱っていただいて、ありがとうございます」。冨塚勝は、社会人になったばかりのとき、カーディーラーでクルマの販売を担当し、先輩にクレーム対応を徹底的にたたき込まれた。「お客様が怒っておられるときほど、ていねいに対応しろ」。冨塚は、先輩の言葉を胸に刻み、やがて、顧客から苦情が入ると、「クレーム処理の腕のみせどころだ」というふうに、わくわくするようになった。その気持ちは、今も変わっていない。 冨塚は、...

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株式会社スマートバリュー 公共クラウドDivision 営業Group 東日本営業Team Team Leader 岩本健太郎 スーパー銭湯が怖い

 死を覚悟する瞬間だった。スーパー銭湯で汗を流し、ビールを飲みながら休んでいたときに、急に胸が苦しくなった。横になって休んでみたが、意識が遠のいていく。救急隊が駆けつけたときには、呼吸が困難になっていた。とにかく苦しい。湯船につかりすぎたのか、風呂上がりの冷えたビールがいけなかったのか。応急処置で少し楽になるものの、片側の肺が破れていると告げられる。手術が必要で入院も避けられない状態だった。それを...

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イノーバ 代表取締役社長CEO 宗像 淳 人間はいくつになっても成長できる

 人間は若ければ若いほど伸びしろが大きいという見方に、宗像淳は懐疑的だ。「自分が人生で一番成長したのは、間違いなく直近の5年間。イノーバをつくってから2年くらい、36、37歳の頃は、まだウロチョロと自分探しの旅をしていた」と振り返る。経歴を文字だけで追うと、気鋭のITベンチャー経営者をイメージさせる華やかなものだが、本人には、普通の起業家とは違うキャリアを歩んできたという自負がある。 本格的に起業...

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東芝ソリューション 府中ソリューションセンター 製造産業ソリューション第三部 スマートソリューション担当 佐藤範宏 難度の高い最先端分野に首を突っ込んでいく

 フランス・リヨン再開発地域のスマートコミュニティ実証事業の声がかかったとき、佐藤範宏は「やった!」と心から喜んだ。すぐに手を挙げて開発に参加してから今年で3年目。この事業の中核システムとなる「コミュニティマネジメントシステム(CMS)」の実証運用が本格化するフェーズまでこぎ着けた。 佐藤は、国内通信キャリア向けメールサーバーの構築や、社内の販売管理システムのつくり替え、電力会社の入退室セキュリテ...

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NTTソフトウェア ネットワーク事業部 第一事業ユニット 主任エンジニア 林田剛太郎 ラスベガスから帰って“変身”

 数年前、NTTソフトウェアの開発部門に在籍していた林田剛太郎は、お客様のアテンダントとして米ラスベガスの展示会に随行した。そのとき、お客様が世界のビジネスパーソンと商談し、自社製品をアピールする様子をみて、「うらやましい」と心から思った。自分で独自のモノをつくってユーザーに売る仕事に携わりたいと考えるようになったのは、ラスベガスで受けた「衝撃」がきっかけだった。 新卒でNTTソフトウェアに入り、...

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ジョイゾー 代表取締役 四宮靖隆 仕事も育児もリアルタイムアジャイル!!

 「システム開発はしない」。起業時にそう決意した。ITベンダーでインフラ系エンジニアとして腕を磨いてきた四宮靖隆は、横からシステム開発部門の様子をみていた。残業続きで疲弊しているエンジニア、導入したシステムに満足しない顧客。「これでは誰も幸せにならない」。とはいえ、ビジネスプランはなく、何とかなるだろうくらいのアジャイルな起業だった。残念な結果に終わってもおかしくない状況だが、運がよかった。 起業...

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日本システムウエア(NSW) プロダクトソリューション事業本部 エンベデッドソリューション事業部 古家佳武 “演劇×IT”──人間観察と“スケジュール勘”を磨く

 高校で演劇部に入り、大学では学業に専念。社会人になってから再び趣味で演劇を始めた。愛妻とは演劇を通じて知り合った。古家佳武は、人やモノをインターネットでつなげていくIoT/IoEやウェアラブルコンピューティングといった日本システムウエア(NSW)の戦略部門を担当する技術者だ。芝居をやる人は文系のイメージが強いが、実は理系出身者も意外に多い。「私の演劇仲間も知っているだけで3~4人は理系。ちなみに...

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Viibar Co-Founder/CEO 上坂優太 「芸術×科学×技術」が僕のアイデンティティ

 2月上旬に移転したばかりの、Viibar(ビーバー)の真新しい本社。エントランスを入ると、ガラス張りの広いオフィスの背景に、近接している東京・白金台の「自然教育園」の豊かな緑が広がる。「下見したとき、この景色を見て、『これは絵になる』と思い、一瞬で新本社の場所をここに決めた」と、Co-FounderでCEOの上坂優太は、目を輝かせながら語る。 大学で映画制作を学んで、その後、テレビ業界などで経験...

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鈴木商店 代表取締役 鈴木史郎 クラウド、システム開発、ときどき海

 「時間に余裕がある知人にプログラミングを教えるところからスタートした(笑)」。鈴木史郎はシステム開発に携わっていたが、父親が経営していた鈴木商店を継ぐために、就職先の東京の会社から大阪に戻ってきた。ただし、鈴木商店の事業は印刷関連で、システム開発はまったくの畑違いだった。 昼間は印刷関連事業、夜は知り合いのホームページ制作という状況から始めて、クチコミでシステム開発事業を大きくしてきた。とはいえ...

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才望子信息技術(上海) 営業 SALES 松澤菜津美 日本には戻らない

 松澤菜津実は中国で活躍中の営業ウーマンだ。新卒でサイボウズに入社し、3年目には大手企業向けグループウェア「Garoon」のクラウド版を社内で最初に受注。以後、同製品のトップ営業に上り詰めるなど、頭角を現してきた。 入社5年目、「厳しい環境に身を置いて成長したい」と中国への赴任を申し出た。しかし当時、日本と中国は戦後最悪の関係に冷え込み、中国ではPM2.5などの大気汚染も深刻化。家族や友人からは、...

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ナルボ 代表執行役COO 長井伸明 最大手ベンダーで学んだことを伝えたい

 長井伸明は、世界最大手のITベンダーから、従業員20人ほどの小さな日本のソフト開発企業に移籍した。2002年に日本マイクロソフトに移って昨年末まで約13年、この間に「.NETFramework」のマーケティングやISVのリクルート、ITベンチャーの支援、社会貢献活動など幅広い仕事に携わった。「先進的な考えをもつ経営者が描いた戦略を、全世界で展開するダイナミズム。それに関わっていることが誇りだった...

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